福島南ロータリークラブ
会長　大　野　順　道

　この度、福島南ロータリークラブ第43代の会長を務めさせていただくこととなりました。クラブの歴史と69名の会員を思う時、その責任の重さに身の引き締まる思いです。クラブと会員のために、金子親房幹事と共に力を合わせ努力する所存です。皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。
　２年前、古今未曾有の東日本大震災や東京電力福島第一原発事故があり、福島は大きな災害に見舞われました。日本はもとより世界のロータリークラブから多くの奉仕や支援がありました。このことが当クラブのロータリー活動にとって大きな転機となりました。
　福島南ロータリークラブの「学生の力で世界とつながろう」プロジェクトでは、全国のロータリークラブより支援がありました。また、福島に奉仕する際に福島南クラブへの協力依頼があり、それがご縁となり東京麹町ロータリークラブとは姉妹クラブとなりました。ハワイ・サンライズロータリークラブ、小倉東ロータリークラブ、東京大崎ロータリークラブとは相互にメーキャップする機会を得ました。東京日本橋東ロータリークラブの「ミニＳＬで福島の子供達に笑顔を」プロジェクトでは、結果的に福島21ロータリークラブと初めて共同で奉仕することができました。東京銀座ロータリークラブの奉仕プロジェクトでは、この災害を忘れないようにと、福島の「はなもも」が銀座数寄屋橋公園に、また、東京日本橋４クラブのプロジェクトは、「もにわ桜」が日本橋の３か所に花を咲かせることとなりました。御支援いただいた各ロータリークラブの皆様と、大橋廣治パストガバナー始め、各パスト会長、長期計画委員長、復興支援室長、奉仕プロジェクト委員長、クラブ情報委員長、各委員のご尽力に感謝と敬意を表する次第です。
　今年度より「ロータリーの綱領」が「ロータリーの目的」となりましたが、その第１に「知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること」とありますが、寧ろ奉仕の機会があって知り合いが広がった感があります。