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会長・幹事挨拶

クラブ運営方針

松﨑弘昭会長

福島南ロータリークラブ
会長  松﨑 弘昭

標語「後から来る者の種火となって共に熱く燃えよう」

 福島南RC は、1971 年(昭和46 年3 月31 日)の創立以来、先人の方々の弛まぬ努力によって作り上げられたクラブの伝統と気風をこれまで連綿と受け継いできました。そして、これまで関わってこられた皆様のお陰で、本年度、創立50 周年を迎えることになりました。
 私たちは、その先人の方々に思いを寄せて、深い感謝の気持ちを持たなければなりません。そのうえで、守るべきこと、そして、変えていくべきことをしっかりと見極め、向かうべき先の理想のクラブづくりに邁進してまいります。また、クラブ運営に当たっては、会員の「ためになるかどうか」を年度の運営方針の柱とし、会員の方々が楽しみながら学びを得られるように心掛けて運営をしていきたいと思っています。
 福島県は、東日本大震災、原発事故という未曽有の災害に見舞われ、今年で9 年目を迎え、ようやく復旧から復興へ歩み始めた矢先に、新型コロナウイルスの猛威に見舞われました。巷では悲痛な声ばかりが聞こえてきますが、立て続けの災害に見舞われた福島県人は、「あきらめない」、「粘り強い」という気風を持ち合わせています。先を見つめながら今できることを精一杯行動に
移し、自らの「マインド」をポジティブにしていくことが大切だと思います。
 今年度のRI 会長のテーマは「ロータリー は機会の扉を開く」です。RI 第2530 地区ガバナーの活動目標を受けて福島南RC として三つの目標を設定しました。一つ目は、後から来る者に未来への機会の扉を開く。二つ目は、クラブ会員に気づきの機会の扉を開く。三つ目は、関わる全ての人に社会に奉仕する機会の扉を開く。そして、年度の標語を「後から来る者の種火となって共に熱く燃えよう」としてクラブの運営をしてまいります。
 また、ロータリークラブは、職業奉仕をその根幹として、自らの職業を通じて社会に奉仕するための学びの場であります。米山梅吉翁が言われた「例会は人生の道場である」ということを踏まえ、一年という限られた時間を頂いたクラブのリーダーとして毎週の例会の充実を図ると共に、委員長を中心とした委員会活動において学び多きクラブ活動を目指してまいります。
 何事もない一年より、いろいろなことが沢山ある一年をクラブ会員の方々と共に自然体で受け入れ、楽しみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

2020-2021年度テーマは、
ロータリーは機会の扉を開く

ロータリーは機会の扉を開く


ごあいさつ

菊地和宏幹事
福島南ロータリークラブ
幹事  菊地 和宏

 この度、2020 − 2021 年度、当クラブの幹事をお引き受けすることになりました菊地和宏でございます。大役ではありますが、私自身、与えられた『機会の扉を開く』つもりで、精一杯精進してまいりますので、皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 さて、今年は1 月から始まった新型コロナ感染の影響が一気に広まり、東京オリンピック開催延期、更に緊急事態宣言による自粛の影響で、経済、文化、人々の交流に至るまでありとあらゆる既存の当たり前基準が大きく変わりました。その影響は、地球全体に広がり、人類未曾有の危機とも言われております。当然、私達自身も先の大震災で味わった恐怖、諦めなど負のスパイラルから、災いの後は世の中の流れは、復旧、復興へプラスに転じることを学びました。今回のコロナ禍は震災よりもはるかに規模は大きいものの、このような時だからこそ、ピンチはチャンスと捉え、我々ロータリアンの本領を発揮すべき時と考えます。置かれている状況は皆同じですが、それをどう捉えるか、次の一手にどう出るかで、流れは大きく変わるものと思います。
 この5 月末を持って、緊急事態宣言が全面解除されました。今まで普通にあった健康や経済の循環、平穏無事の当たり前は、当たり前でなくたまたま偶然の賜物であったと気づくと同時に、コロナ禍は、当たり前に感謝することを怠ってきた人間の驕りに対する自然界の戒めとも考えられます。今年度は、当クラブも創立50 周年を迎えます。多くの先人をはじめ、諸先輩方の蓄積してきたクラブの軌跡を振り返り、今有ることへの感謝と、後から来る人達の種火となって次の50 年に向けた橋渡しができるよう、身を引き締めて、会長と共にクラブ運営に当たりたいと思います。
 クラブ運営は皆様との報連相が最も大事であると考えております。二次、三次のコロナ感染や震災、水害等不測の事態はいつ起きてもおかしくありません。どんな状況下でも対応できる様に、オンライン会議、ライン導入等、新たな取り組みをお願いすることになると思いますが、この変化を皆さんと共に楽しみ、奉仕の輪を広げてまいりたいと思います。
 この1 年、心の扉をフルオープンにしてクラブの運営に当たります。
 皆様のご指導、ご協力、よろしくお願い申し上げます。



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